インプラント治療で健康寿命を長くしよう!

新幹線でたまたま中年男性が隣になりました。

非常に体格の良い男性で決して痩せてはいない私の身体の2倍の厚みを持った方でした。

車内販売が通りかかったときに、その方はビールとおつまみを購入しました。

その際、売り子のお姉さんに、『柔らかいおつまみって何がありますか?』と聞いているのがとても気になりました。

(ちなみに、チーズが中に入ったちくわを選択されていたようです。)

というのも、私にはその中年男性には歯周病特有の口臭が感じられていたからです。

歯周病で歯の動揺が大きくなってくると、歯を守るために、自然と咬みごたえのない、咀嚼にエネルギーを必要としない柔らかいものを選ぶようになってきます。

さらに私の人間観察は続きます。

やはり思った通り、その男性は咀嚼の回数が少なく、あっという間にちくわはなくなったのです。

歯に問題のある方はどうしても柔らかい食品を好んで食べるようになります。

満腹中枢が働く前に丸のみ、流し込みをする習慣が形成されるので、この方のように肥満傾向が認められるケースも少なくありません。

身体全体の健康のために、しっかりと咀嚼することができるように、歯科医院で治療を受ける必要があります。

私はお口の中を拝見していませんが、おそらく抜歯しなくてはならない歯がある可能性が高いと推測しました。

歯牙を欠損した場合、義歯、ブリッジ、インプラントと治療プランは複数あります。

しかしながら、義歯やブリッジでは残された歯牙の寿命はより短くなる結果となります。

両隣の歯を大切に思えばこそ、治療プランはインプラントになることが多いようです。

歯を治して、しっかりと咬める状態になるために、インプラントは有効な治療方法であるということです。

そしてインプラント治療は、単によく咬めるようになるということに留まらず、高血圧や糖尿病、肥満の予防につながることから、あなたの健康寿命を伸ばすことに寄与するのです。

2010年7月14日

hori (11:49)

カテゴリ:コラム

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