即時負荷インプラントで治療期間短縮!

上顎右側臼歯部にインプラントのプロビジョナルクラウンをセットしました。


この方は数ヶ月前に当院でインプラント埋入を行った方ですが、即時負荷インプラントを希望されなかったので、歯槽骨にインプラントがくっつくのを待っていた方です。

 

(即時負荷インプラントは、患者さま自身が一般的なレベルよりもはるかに過大な咬合力で咬んでしまうと、再度埋入する必要があるので、追加の費用をいただいております。)


即時負荷インプラントを行う意味としては、患者さまがその部分で咬めるようになる、あるいはすぐに見た目を回復できるということはもちろんのことですが、それと同じくらい重要なのは、トータルの治療期間を短縮する働きがある点です。


これは長期間にわたりプロビジョナルクラウンが入らないと咬み合わせを適切な位置に戻すために長い期間を要するからです。


もちろんインプラント上部にプロビジョナルクラウンが早期に入らない場合でも時間をかければ、咬み合わせの中心は適切な場所に戻ることとなるので、当院では患者さまに選択していただいているという状況です。

また追加ですが、骨が軟らかい部分へのインプラント治療については、即時負荷インプラントが適当ではないことありますから、インプラント担当医に相談されるとよいと思います。

2010年3月28日

hori (08:12)

カテゴリ:コラム

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