あなたの入れ歯、ぬるっとしていませんか?口臭、入れ歯、インプラントの関係

育児を通して気がついたことがあります。


息子はあまり人見知りをするタイプではなく、比較的誰にでも愛想よく抱っこをせがみます。

 

でも人によって抱っこをしてもらった瞬間に顔を背け泣き出す場合があるのです。

 

私は最近までそのことを気にもしていなかったのですが、どうやら口臭と関係がありそうだということが分かりました。

私の家族と親しくさせていただいている方が、堀歯科医院で歯周病の治療を行っていた方がいるのですが、治療が終わると息子の顔を見に自宅の方へ移動しておりました。

最初は歯周病の状態が重く、口臭もありました。

 

またその方は入れ歯を入れているのですが、入れ歯自体がぬるっとしていて、口臭の臭いが入れ歯に移っているのか、入れ歯もお口と同じ臭いがしました。


治療する前は息子は抱っこを頑なに拒否していましたが、歯周病の状態が改善して口臭がなくなるとその方にも息子は積極的に抱っこをせがむようになったのです。


一方、姿を見かけると抱っこを私にせがむ息子も、私がお酒を飲んだ後ばかりは、私が顔を近づけるとやはり顔をそむけて嫌がります。


私も妻も赤ちゃんは年齢の高い人間は苦手だという認識はありましたが、年齢という因子だけではなく、その人間の口臭という因子もあると疑うようになりました。


赤ちゃんを抱っこして、泣き出された経験のある方は口臭を疑ってみることも必要かもしれません。

また歯周病で入れ歯を入れている方は、入れ歯に歯周病菌が巣を作っていますから、ぬるっとした感覚があれば、入れ歯という選択肢自体を考え直された方がいいかもしれません。

 

(これは入れ歯のプラスティック部分に歯周病菌が付着しやすいからです。)

そのような視点からみても、欠損補綴の第一選択はインプラントであるということになります。

2009年7月 1日

hori (18:44)

カテゴリ:コラム

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