インプラント ケース:10

本日のインプラントは、上顎左側6番相当部。

この方は歯茎が痛いという主訴で来院されましたが、レントゲンを取ると根に大きな病気があることが判明しました。

今回十分に歯茎の治癒を待ち、インプラント埋入オペを行うこととなりました。

この方のCTのシュミュレーションでは、サイナスまで骨量がほとんどなく、初期固定を得るには大変テクニックが必要とされる症例であると術前に診断しておりました。
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骨の質や量が不足している際に、コンデンスして少しでも条件を良くするテクニックがあるので、今回はそのテクニックを駆使し、何とか初期固定を可能な限り得ると共に、ソケットリフトも併用し、何とかインプラント埋入を遂行することができました。

インプラントも条件が悪くなると、様々なテクニックが必要とされることも多く、これまで歯周外科のテクニックを習得してきたことが今更ながらに役立っております。

うまく状態が安定することを期待します。

2008年4月21日

hori (22:28)

カテゴリ:治療例

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