インプラント周囲炎とは、生体に非自己であることがばれてしまう現象である。

インプラント周囲炎が長く続くと、その部分から炎症性のサイトカイン(細胞から分泌されるたんぱく質で、特定の細胞に情報を伝達)が多量に発現します。

すると、生体側は「こんなに多くのサイトカインが出ているということは、やはり非自己なのだ。」と認識し、非自己であることがばれてしまうわけです。

非自己だと認識されれば、後はとげやガラスと同じように、インプラント周囲が肉芽組織によって囲まれ、最終的には体外に排除されてしまいます。

つまり、インプラント周囲の炎症は、インプラント体が非自己であることを明示してしまう一つの要素になるのです。

また、力のかかりすぎ(過重負担)によっても、局所に多量のサイトカインが放出されます。

過重負担もまた、インプラント体が非自己であることを示す一因となります。

(本当に知りたい!インプラントの話 より)

2013年5月15日

hori (20:20)

カテゴリ:インプラントについて

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