解剖学的根尖孔と解剖学的根尖は1.38ミリも乖離していることがある。

・解剖学的根尖孔と解剖学的根尖は乖離していることが多く、乖離が発生する頻度は17-100%とさまざまな報告がある。
そして、その乖離は0.2-1.38ミリほどに及ぶという報告がある。
この乖離は前歯部よりも臼歯部において大きく、それは咬合力によりセメント質が添加されることが原因であるとされている。
(参考文献)
Arora S, Tewari S. The morphology the apical foramen in posterior teeth in a North Indian population. Int Endod J 2009 ; 42(10) : 930-939.
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解剖学的根尖孔と解剖学的根尖は乖離していることが多く、その乖離は0.2-1.38ミリほどに及ぶということが明らかになりました。

2022年2月 5日

hori (08:24)

カテゴリ:インプラントと歯内療法

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