誤嚥性肺炎、80代が最多

誤嚥性肺炎は80代に最も多く、BMI値が低い入院時では、「CRP値が低い」「脳血管障害や認知症、神経疾患の依存が多い」「病院・介護施設に入院・入所している症例が多い」などの特徴があ
る。
東北大学医学研究科の香取教授らが行った大規模調査によるもの。
調査は、2019年に宮城県内の8つの基幹病院で入院治療を受けた肺炎患者1800人を対象に実施。
誤嚥性肺炎の割合は38.4%で、高齢者、特に80代に最も多く、08年時のピーク70代から高齢化の影響があったと分析している。
2週間以上入院した誤嚥性肺炎患者に対する嚥下機能を改善する治療の実施は51%、嚥下内視鏡検査は嚥下介入患者の20%、嚥下透視検査は5%にとどまっていた。
(アポロニア21 10月号 )
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誤嚥性肺炎は、80代の高齢者に多いことが明らかになりました。

2021年10月25日

hori (08:37)

カテゴリ:インプラントと全身の健康

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