無歯顎の男性は、死亡リスクが1.67倍高くなる。

東北大学らの研究報告では、高齢者約5万2000人を6年間追跡し、現在歯数や咀嚼機能の低下、むせ、口渇など口腔の状態の死亡への影響を、他の修正可能なリスク因子とともに調べた。
その結果、特に男性は無歯顎は修正可能なリスク因子の中で、最も高い死亡リスク(ハザード比1.67)を示した。
さらに危険因子が集団に与える影響の大きさを表す「人口寄与割合(PAF)」は、歯の本数によるPAFが18.2%と最も大きな値となった。
女性の無歯顎は、ハザード比1.37で、PAFは8.5% だった。
(アポロニア21 8月号 )
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現在歯数や咀嚼機能の低下、むせ、口渇などの他の口腔の状態よりも無歯顎というリスク因子は、最も高い脂肪リスクを示したことが明らかになりました。
また女性よりも男性の方が、無歯顎の場合の死亡リスクは高いことも明らかになりました。

2022年8月25日

hori (08:20)

カテゴリ:インプラントと全身の健康

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