精神的ストレスによる歯の痛み

・新型コロナウイルスにより「世帯収入の減少」「仕事の減少」「失業の経験」をしていると、歯の痛みを訴えるケースがそれぞれ1.42倍、1.58倍、2.17倍多かった。
東京医科歯科大学らが明らかにしたもので、精神ストレスが主な中間因子となっている。
研究グループは、新型コロナウイルス感染症の影響による社会経済状況の悪化と歯の痛みの関連を調べるために、昨年8,9月に全国の15-79歳の男女に対して行われた2万5482人のデータを分析。
「歯の痛み」が見られたのは全体の9.8%で、背景因子を考慮した多変量ロジスティック回帰解析で検証すると、「世帯収入の減少」「仕事の減少」「失業」が統計的有意に関連。
さらに、「世帯収入の減少」と「歯の痛み」の関連では、「精神的ストレス」21.3% 「歯科受診の延期」12.4%、「間食の増加」9.3%、「歯磨きの減少」1.5%が中間因子だと判明した。
(アポロニア21 2021年6月号 )
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新型コロナウイルスでストレスが増大しているのか、歯を破折させたり、歯を大きくかけさせてくる方が少なくありません。
インプラントが必要な状況とならないように、自分にあったストレス解消法を模索することもまた重要であると考えています。

2021年7月10日

hori (08:38)

カテゴリ:インプラントと過剰な力

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