BP製剤は上下顎骨に対する作用が顕著。

・BP製剤はすべての骨に同じように作用するわけではない。
全身に作用するが、上下顎骨に対する作用が顕著である。
理由は明らかではないが、上下顎骨には豊富な血液供給により高濃度の薬剤が到達するためと推測される。
さらに顎骨を被覆する軟組織は非常に薄いため、骨露出が生じやすい。
BP製剤が原因の骨壊死は下顎に多く、上顎の2倍である。
しかし他の発症することはほとんどない。
( 66症例に学ぶ歯科臨床の問題解決)
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BP製剤が原因の骨壊死は下顎に多く、上顎の2倍あるそうです。
仮にインプラント治療を計画する際にも、上顎を中心に考えた方がよさそうです。

2018年11月 1日

hori (08:56)

カテゴリ:インプラントと骨粗鬆症

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