インプラントでの咀嚼によって得られるメリット

・義歯の不適合により痛みを我慢して、咀嚼機能を充分に果たすことのできない義歯、または義歯不装着になっている人に比べ、インプラント補綴により実現される食物の十分な咀嚼は、以下のような利点が挙げられる。
1. 脳の活性化とリラックス作用
2. 脳の血流量の増加(義歯と比較して)
3. 口腔機能向上による誤嚥性肺炎の予防
4. 転倒による大腿骨骨折などの予防
5. 低アルブミン症などの栄養改善
6. 活性酸素の消去
7. 運動機能の向上
8. 骨粗鬆症の抑制(十分な咀嚼が不適合義歯によってなされないことによる)
9. 老化の防止
10. 運動機能の向上
11. アルツハイマー型認知症などの防止
12. 食物の発がん物質の発がん性の減弱
13. 肥満の抑制
14. 十分な咀嚼を可能とすることから糖尿病の治療効果の向上
15. 大脳皮質の神経活動を活性化する。
16. 免疫機能の増進、唾液分泌を促進させる。
17. 十分な咬合回復ができ、脳の前頭前野の代謝量を増加させ、ワーキングメモリー能力を向上させる。
18. 姿勢制御の増進
などに効果があると考えられる。
ファイナルレストレーション装着後の口腔周囲筋ケア vol.2 )
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インプラントは単純に咬めない状態が咬めるようになるというものではありません。
インプラントが体全体へどのような影響を与えているかといえば、脳への影響、肺炎予防、大腿骨骨折からの寝たきりの予防など挙げればきりがありません。
当院では、治療前後での顔貌や身体の姿勢の変化を記録していますが、インプラント治療や歯列矯正治療で問題のある咬み合わせを改善すると、病的な印象が健康的な印象に変化してくることは少なくありません。
これらもインプラント治療を通して、患者さんの全身の健康レベルの改善に寄与していきたいと考えています。

2016年4月30日

hori (14:13)

カテゴリ:インプラントと全身の健康

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