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インプラントケース : 39

今回のインプラントは、下顎右側臼歯部。


重度の歯周病で歯槽骨にほとんどついていない第一大臼歯を抜歯即時埋入インプラント、長期に亘って欠損となっていた第二大臼歯も同じくインプラント埋入です。


ひと昔前では抜歯をして傷が治癒してからインプラントを埋入するのが一般的で、外科的な処置の回数がどうしても増えてしまうことと、治療期間の長期化が問題となっておりました。

そのような問題点を回避するために、堀歯科医院では研鑽を続けることで、現在ではほとんどの症例に対して抜歯即時でインプラント治療を行うことが可能となっております。


この方の場合は、右側の咬合支持をインプラントで回復させた後、上顎小臼歯部、上顎前歯部と順に埋入していく予定です。


また下顎前歯部は部分矯正およびセラミックス治療も視野に入れています。

(歯列不正があり咬耗の程度も激しい症例では、歯列矯正治療の後に歯牙の形態を回復させるセラミックス治療が必要となることもあります。

歯列矯正というツールを併用することで歯牙を削る量を減らすことが出来るのです。)

この方は歯列不正の程度が重く、初診は歯周病治療と矯正相談を希望されての来院でしたが、インプラント、歯列矯正、セラミックスによる審美歯科治療を併用し、今後の彼女の人生が明るく華やいだものとなることに貢献したいと考えております。

インプラントケース : 38

今回のインプラントは下顎左側臼歯部。


他院ですでに抜歯を受けて、数か月経過した状態での来院でした。


問診を続けていくうちに、ブリッジの土台となっている歯牙が歯周病で保存不可能となったケースだということが分かりました。


歯周病で保存が厳しい歯牙でも、連結冠やブリッジでつながれていると、その発見がどうしても遅れてしまいます。


一度連結を外して一本、一本の歯牙の状態を確認すれば、ブリッジの土台すべてを喪失することにはならなかったのではないかと思います。

 

さて、今回のケースでは小臼歯以降の歯牙が欠損した状態だったので、4本のインプラント埋入となりました。

前方から3本のインプラントはほぼ通常通りの術式でオペは進行しましたが、一番後方の埋入予定部位は骨質・骨量ともに不良で、インプラントの先端だけ歯槽骨内に埋入しGBRを併用する方法と、若干前方に埋入することで、GBRが必要となる骨量を最小限で抑える方法の2つが治療方法として考えられましたが、実際は後者の方法を用いてのインプラント埋入オペとなりました。

 

(唾液で汚染されている部位でのインプラント埋入と同時のGBRの難易度は上昇すると感じているからです。)

 

インプラント間のネック部分の距離が3ミリは欲しいので、先端をやや前方に倒した傾斜埋入でオペを遂行しました。

初期固定がいずれも良好だったため、イミディエイト・ローディング(即時負荷)も行い、オペ当日にプロビジョナル(仮歯)まで入る状態で、1回目の治療は終了しました。


インプラントは得てして、もっともよく咬めるところに埋入しなくてはならないケースが多く、今回もその例外ではありませんでした。


プロビジョナルで咬合の確認をしている際にも、力強いタッピング・グラインディングが観察され、インプラントの長期安定のためには、術後もかなりしっかりと咬合のチェックをしていかなくてはならないケースであるという認識を強めました。


麻酔が切れたころに状態確認の電話連絡をしましたが、痛みも腫れもないというということで、10日後の抜糸時に来院してもらうこととなりました。

本数にもよりますが、歯がなかったところに1時間後には歯がある状態となる治療をイミディーエート・ローディングと言いますが、今回の治療結果に患者さまも感激を隠しきれないご様子でした。


 

インプラントケース : 37

今回のインプラントは、下顎右側臼歯部。

根の先に大きな病気があり、保存ができない状態でした。

この方は昨年、下顎左側臼歯部にも当院でインプラント治療を受けていただいたという経緯もあり、前回のような緊張感はなかったとのことでした。

前回は抜歯とともにインプラントを即時で埋入するという抜歯即時インプラントを行いましたが、今回はさらにその上に仮歯までかぶせるという、抜歯即時・即時荷重インプラントを行いました。

従来であれば、インプラントが歯槽骨にインテグレーションするまで、静かに治癒を待つのが一般的でしたが、現在は違います。

条件さえ整えば、その日に歯が入る時代となったのです。

歯科医療の世界も日進月歩。

これからも患者さまのQOL向上寄与する仕事を続けていきたい!と考えております。

 

 

 

 

インプラントケース : 36

今回のインプラントは、上顎左側臼歯部。


この方は数か月前に、堀歯科医院で左下臼歯部にインプラント治療を受けられた患者さまです。


左下はオステオインテグレーションが完了し、咬み合わせの安定を図っているところです。


左下にインプラント治療を受けられた場合、上顎の欠損を放置していたり、強度的に問題のあるブリッジが入っていると、相対的に強度の弱い左上が壊れてくることは少なくありません。


この方は欠損しているところとブリッジの欠損しているところにインプラント治療を受けることを希望されました。

本日はブリッジの歯牙欠損部分とブリッジの後方歯が欠損しているところにインプラントを埋入するオペを行いました。

後方の埋入部位の歯槽骨のクオリティは良くなかったので、十分な治癒期間をおいて、次のステップに進む予定です。

嘔吐反射のある方だったのですが、治療が短時間で終了したので、問題なくオペを終了することができました。

インプラントケース : 35

今回のインプラントは上顎フルのケースです。


この方は堀歯科医院で数年前に右下臼歯部にインプラント治療を受けられた患者さまです。


以前から『入れ歯が落ちてきて、人前でお話しすることが出来ないのが困っています。近いうちに上顎にもインプラント治療を受けて、人前で自信を持って話ができるようになりたいです!』とお話されていました。

今回は、7本のインプラントで上顎全体の補綴物を支える治療プランとなりました。


長きにわたって総入れ歯を使用されてきた方の顎の歯槽骨は、吸収の程度も激しく、ドリルを使用しないOAM(大口式)インプラント、血管や神経を傷つけないピエゾサージェーリーを使用したソケットリフトやリッジ・エクスパンジョン、メンブレンを使用したGBR併用のインプラントは、当然のことながら必須の症例となりました。

 

もっとも歯槽骨が十分にあったのは、サイナス後壁に沿って若干傾斜して埋入した最後方部分でした。

こちらも痛みも腫れもなく経過していますが、インプラントが歯槽骨とオステオインテグレーションをするのを待っている状態です。
 

インプラントによる治療が進み、早く誰とでも楽しく会話ができるようになるのであれば、これほど歯科医師冥利に尽きることはないと考えております。

インプラント ケース : 32

本日のインプラントは、下顎臼歯部。


第二大臼歯根尖および第二小臼歯根尖には病気があり、保存が困難な状態でした。


また第二大臼歯後方の親知らずは、歯の方向が悪く、咬み合わせまで含めてトータルで考えると、こちらも抜歯した方が良いと考え、こちらも抜歯を行うこととなりました。


咬み合わせ全体の中で、奥歯に異常な咬合接触がある場合、その部分が接触しないように、生体は回避運動をする傾向があるので、インプラントに悪影響がある可能性があったのです。


さて、実際の治療ですが、第二小臼歯は抜歯を行い、抜歯即時埋入を行いました。

ブリッジのダミー部分に相当する第一大臼歯部には、歯槽骨が十分ありましたので、同部位にはインプラントを2本埋入し、骨欠損の程度が著しい第二大臼歯部への埋入は避けて、第二大臼歯と親不知の間に存在する歯槽骨に1本埋入いたしました。


最後方のインプラントは、方向にしても長さにしてもシビアなケースでした。

最終的には、第二小臼歯以降のインプラントブリッジを装着する予定となります。

インプラント ケース : 31

今回のインプラントは上顎左側臼歯部です。

4番・7番支台のブリッジを抜歯し、同時にインプラントも埋入です。

重度の歯周病およびカリエスが併発した症例であったため、いつも以上に慎重な抜歯操作が必要とされました。

4番相当部は頬側に歯槽骨が欠損しており、GBRも併用となりました。

6・7番はサイナスまでの距離が十分には存在しませんでしたので、こちらはソケットリフトを併用したインプラント埋入となりました。

ソケットリフトもピエゾサージェーりーという安心安全に埋入オペを遂行する器械がありますので、こちらを使用し、術者も患者さまもストレスフリーに治療を終えることができました。

術後に状態の確認の電話をしましたが、痛みも腫れもなく安定した状態ということでした。

この方は全額的に歯周病なので、治療期間がなるべく短くなるように、治療計画を練らなくてはならないと考えております。

 

 

 

 

インプラント ケース : 30

本日のインプラントは上顎右側臼歯部。

ブリッジの手前の土台が虫歯になり、後ろの土台が悪影響を受けているために、ブリッジの手前の歯牙を抜歯するとともに、その部位とダミー部分にインプラントを2本埋入することとなった症例でした。

 

インプラント ケース:29

堀歯科医院では実際のインプラント治療に入る前に、CTによる術前シュミーレーションを行っています。

今回のインプラントを希望された患者さまについても、ルーティンにCTを撮影し、シュミレーションを開始したところ、パノラマレントゲンでも写っていた骨硬化像、あるいは歯牙腫様のものがCT画像解析により、3次元的にその位置を把握することができました。

そのいずれの場合でも、対処可能なように予め対応を考えていたために、本日はスムースにインプラント治療を終了することができたと考えております。
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結果的には骨硬化像だったということになりますが、今回のケースのように、歯槽骨上縁から下歯槽神経までの距離があまりなく、歯槽骨が部分的に硬い部分の直下2ミリには下歯槽神経があるような場合には、できれば骨硬化している部分は避けてインプラントを埋入したいと術者サイドは考えるのではないでしょうか。

ルーティンにCT撮影して、インプラント治療を行っていることもあり、その位置を3次元的に把握し、安全にオペを遂行することができたと考えております。

もしも歯牙腫の場合であれば、まずは摘出手術を行い、その後、抜歯即時インプラントと同じ要領で、インプラントを埋入することになったことでしょう。

この場合には、通常の抜歯即時インプラントとはことなり、インプラント埋入する直上の部分の歯肉が存在していますので、初期固定さえ、そこそこ得られれば、比較的イージーな症例だったかもしれません。

下顎臼歯部の歯槽骨のボリュームが不足しているケースは、やはり神経を使います。

それでも、歯科医師サイドがストレスフリーでインプラント治療を行うことができるということは、患者さまが安全にインプラント治療を受け、結果的に、患者さまもストレスフリーでインプラント治療を受けることができるということに繋がるのではなかろうかと考えております。

インプラント ケース:28

本日のインプラントは、下顎左側4番から右側2番まで比較的広い範囲で、歯牙欠損が認められるケースです。

皮質骨が厚くオペ前から麻酔が効きにくいと判断していたこともあり、通常よりも多めの麻酔をしておきました。

これも術前のCTシュミュレーションで、皮質骨の厚みや量を把握できたことで、可能となりました。

また骨質が硬い場合、思ったよりもドリリングがスムースに行かない場合もあるので、シュミュレーションで決定した長さよりも一段階短めのインプラントを用意しておく必要もあります。
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初心者の歯科医師はインプラントの在庫を抱えることを嫌がるために、最小限のインプラントのみを用意して、オペに臨む結果となりますが、これはある意味危険でもあります。

というのも、シュミュレーションの時よりも短いインプラントを選択したくても、手元にその長さのインプラントがなければ、無理をしてドリリングを続けるか、オペ自体を中止するしか選択の余地がないからです。

いずれにしても患者さまサイドのメリットはないといえることでしょう。

インプラントを行っている歯科医院は数多いですが、やはり患者さまも、ある一定数以上のインプラント症例がある歯科医院を選択する方が無難であるということになります。


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